コラム

本日は職場での熱中症対策についてお知らせいたします。

令和7年6月1日から職場における熱中症対策を強化するため、改正労働安全衛生規則が施行されます。
熱中症の重篤化を防止するため「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」が事業者に義務付けられることになります。
対象となるのは「WBGT値28度以上又は気温31度以上の環境下で連続1時間以上又は1日4時間を超えての実施」が見込まれる作業です。

※WBGT値とは、日本産業規格JIS Z 8504を参考に実際の作業現場で測定した、暑熱環境による熱ストレスの評価を行う暑さ指数のことです。

職場での熱中症により、近年は1年間で約30人が亡くなり、約1,000人以上が4日以上仕事を休んでいます。この機会に熱中症対策を進めていただければと思います。

＜対策例＞
・体制整備（社内の担当者を決める等）
・手順作成（熱中症が疑われた人が出たときのフローを考える等）
・こまめに水分、塩分を補給する
・作業場の一角にいつでも飲めるように飲料を置いておく
・塩分タブレットを配布する
・涼しい場所でこまめに休息させる

下記の厚生労働省のサイトを参考に、各事業所にあわせて体制の整備を進めていただき、これからの季節に備えてくださいませ。

厚労省「職場における熱中対策の強化について」
002215755.pdf

厚労省「熱中症予防のための情報・資料サイト」
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/

厚労省「みんなで防ごう！熱中症」
necchusho_syokuba.pdf

本日は、職場における熱中症対策についてお知らせいたしました。